2014年10月19日日曜日

岡本地区防災訓練

 福岡警固断層南東部を震源とする震度7の地震が本日午前8時30分に発生しました。と想定しての防災訓練を行いました。 9時にはすべての役員と多くの組長の方々が公民館2階集会場に集合、坂元環境委員長の開始宣言で訓練開始です。

 私達の住む岡本地区の65歳以上高齢化率は春日市内35地区の中で13番目で、どちらかと言うと高い程度ですが、80才以上になると9番目に高い地区へと変わります。この為防災訓練では非常時の最弱者になるであろう80才以上の方々を対象にした訓練は欠かすことは出来ません。
今回、組長の方々にはそれぞれの隣組に住んでおられる独居高齢者宅に安否確認と状況に応じての避難誘導をお願いしました。事前に対象者リストと地図を用意して。

 今回の対象者は、いつもひまわりサロンに来て頂いている比較的お元気な高齢者15名ほどです。 その15名中、避難にご協力頂いた高齢者は5名でございましたので避難誘導は予想通りスムーズでした。

 岡本地区には、何かあった時は援護を必要とします。と申し出た方が150名以上いらっしゃいます。もしもの災害時には今回の10倍の安否確認と救助活動が待ったなしで行わなければなりません。 今回のように前の日に準備するようなことは常に準備できているのかと問えば答えはNOでした。身体の不自由な方を本当に避難誘導できるのか?150名以上の受け入れは?
行政と一緒に考えなければならない課題が山積であることを痛感いたしました。

 本日の防災訓練はその後、消火訓練、通報訓練、AED講習を受け、女性部が作ってくれた炊き出しのおにぎりと豚汁を頂いての反省会を終え、12時30分全ての防災訓練を終了致しましたが、心肺停止状態からAEDを使う実技では多くの質疑が参加者から飛び出し皆さんの関心の高さをうかがい知ることが出来ました。
 
 AED講習につきましては、日を改めまして更に充実した内容で行う予定です。AEDの活用で、助かる命が一つでも多く増える事を願って。

 本日、ご協力を頂きました皆さんありがとうございました。

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