2013年12月22日日曜日

福祉餅つき

今年も福祉餅つきの季節になりました。

朝8時集合にはとても寒い12月22日です。

前日から水にさらしておいたもち米70キロを各隣組組長の方々と女性部の皆さんと

地域の有志の方々と一緒に搗(つ)きました。

 石臼2台、 セイロ用かまど2基、薪用かまど1基、小餅製作台(3*6化粧板)2台、

9時ころから搗きはじめた餅は、きな粉とおろし醤油でつまみ食い。これがまた格別。

出来立てのお餅のなんと美味しいことか。途中、女性部から豚汁とおにぎりの差し入れ

に身も心も温かくなりました。すべてのお持ちを搗き終ったのは13時すぎ。

それから手分けして、80歳以上の110世帯に配りました。


 今年は、子どもたちにも声掛けをして伝統の餅つきを体験してもらいました。

自然に感謝し、五穀豊穣を願う日本の古くからの伝統が徐々になくなっている現代、

豊かな暮らしと引き換えに、便利な世の中になるにつけ自然へのありがたみや

畏敬の念が薄れています。

 このような伝統行事を絶やさないことが、次の世代に少しでも豊かな自然を残すことができる

術のひとつではないかと思っています。ともあれ、子どもたちに説教じみた講義は不要です。

まづは楽しんでもらうことからはじめます。


 ご協力いただいた皆さん。ありがとうございました!





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